スロット公論(捌ノ巻)
【好きな台を好きなだけ語るお話】捌ノ巻
今回触れる台は5号機に突入して高スペックAT&ART機のマシンが少しづつ少しづつホールに認知され始めた2012年の夏頃のお話。
僕と言えば高純増マシン(荒い機種)と対面から札束で当時シバキ倒してシバキ倒されの生活を送って居たのだが…どうしたらこいつをシバキ倒せるのか…勝てるのか…悩みに悩んだ結果、人生で初めて購入したスロットマシンでもある思い出深い機種なので触れていこうと思った機種である。
その台は2012年8月に山佐:(メーカー)から発表導入された「 押忍!!豪炎高校應援團」である。
山佐から発表されたこの台の謳い文句が…
「初代モンキーターンのゲーム性を踏襲!!!」
と言われていたが打ち手からすると…ん?この台…新台なのに何故か凝視感あるな…と導入されるまえから言われていた台でもあった。
……。………………。( ˇωˇ )
山佐やりやがった!!!!!!
前年に発表されて当時ホールのメイン機種にもなっていた…
押忍!番長2(大都技研:メーカー)にキャラも中身も似ている台を山佐オリジナルで作っちゃいました!みたいな台なのである。
この時期の山佐も決して機種が売れてなかったとは言わない。モンキーターンや鉄拳2nd、鉄拳デビルvea.やサイバードラゴン2と言った固定のユーザーも付いていたが…ここに来て
初代モンキーターンのゲーム性+押忍!番長2のモード管理+番長2には無い破壊力を備えたら=神台
になると思ったら…とてつもなく辛い尖った機種になってしまったと言うのが今回の大まかなお話。
この頃のホールの状況は(2012年頃)はA+ART機がメイン+ARTのみみたいな機種がこぞってメイン機種になっており…
ゴッドの系譜、鉄拳シリーズ(2ndとデビル)、初代コードギアス、押忍!番長2や北斗の拳救世主伝説、マジハロ3、赤ドンなどが前年に発表され、翌年の2013年の豪炎高校が入る2ヶ月前には後にロング稼動にもなったバジリスクⅡ甲賀忍法帖などの高スペック機がホールのユーザーを席巻し始めた時期でもあった。
この煽りを受けて山佐が発表した押忍!!豪炎高校應援團もARTに入れるまでがキツいが1回爆発したらもう止まらない爆裂高射幸性の高いマシンになったのである。
ちなみに僕はこいつをホールでも家でも打っていたが相性が悪すぎて出し方が分からない。と言うか無理ゲー。
はい。という事で軽くスペック紹介。
数値だけで見てもかなり…「辛い」
主にボーナス(ボーナスというよりART)とARTの当選メインになる強チェリーの確率がまずこの重さ。今で言うとゴッドの中段黄7くらいの確率だと思ってくれれば想像がつくと思うが…にしてもである。
ただ設定1&2でもリセットがかかると天国(128G)の振り分けが25%〜30%あったので朝イチからの狙い台にもなった。むしろそこか天井狙い(1280GでART当選)くらいしか打てないのである。1000円辺り31Gしか回らないベースなので逆算してもらうとなおキツい。
ただ設定6に関してはボーナス後&ART終了後の天国モードの振り分けが50%だったがARTが重いので「だから何?」となる。
詳しくはゲームフローで触れよう…。
通常時はモード管理+レア小役からのCZでボーナスとARTを目指していく。CZは2種類。
・精進モード(ボーナスのゲーム数前兆)
・荒行チャレンジ(ボーナスorART当選の自力解除)
がメインとなってくる。
BIGとREGからのART当選がそもそもキツいので感覚的には荒行チャレンジでモードのボーナス前兆と重なりそうなタイミングで荒行チャレンジからのARTを当選させて重ねるというのが理想と言う番長みたいな感覚だと思ってくれれば幸い。
自力でBIGからARTを当選させる訳だがカットインの期待度である。
ほぼコイツは「壱の型!!!!」しか言わない。参の型でも期待度25%統一なのでその辛さが分かる。
ボーナス中に7図柄を狙え!の演出で赤7or白7が揃うとBIGそのものの1G連ストックを0G連でループが漏れるまでするので通常時はARTに期待&ART中は出玉増加に期待が持てる(50%〜80%)
にしても辛すぎる。
今の所マイナス面のイメージしかないがこの台の評価したい所を1つだけ…。
この台他の台と違って複数の「チェリー役」が存在する。
・弱チェリー
・中チェリー
・強チェリー
・絆チェリー(1/32768)
この万枚フラグの絆チェリーの出目が素晴らしく綺麗なんだよね。これが個人的に加点ポイント。
はい。話を戻します。ART「団旗ロード」の説明を。
【ARTの基本仕様】
・継続方式+ゲーム数上乗せ方式
・1セット40G
・継続率50%〜80%
・純増2.5枚
1度の上乗せ最大ゲーム数は300G
複数の特化ゾーンが存在(3種類)
この特化ゾーンが引けるかでかなり変わってくる&BIGボーナスの1G連からの0G連でループを取れるかが「鍵」となってくる。
【特化ゾーン】
①漢気アタック
ART中のレア小役で抽選されて0G連でゲーム数上乗せをしていく特化ゾーン。継続率は50%〜92%MAXBETの叩き所でもある。最高ループなんて引いたらもう終わらない。
【究極Vアタック】
ARTのレア小役で突入抽選。「最低150G上乗せor森羅万象に突入する」※森羅万象は後で記載
究極Vアタックは1G完結だが、上乗せ契機は合計5回。
「レバーオン時」・「第1停止時」・「第2停止時」・「第3停止時」・「押忍ボタン押下時」の5契機。
1契機につき、最低30G以上のARTゲーム数上乗せが発生する。
【森羅万象】
この台最強の特化ゾーン。
上記の究極Vアタックからの経由かART中のレア小役から突入するプレミアム契機。
まずコイツが強すぎる。
1セット30Gでゲーム数上乗せを高確率でしていく。その際はART中のゲーム数減算はしない。
そして30G中に「輪廻転生」と言う演出が起こるとまた1G目まで戻されるリスタート形式。
この特化ゾーンに「突入するだけで」獲得期待枚数が2500枚と言うメーカー発表だったが個人的には体感的にもっとあると思っている。
サラリーマン番長の頂スラッシュに近い物を感じるが特化ゾーン自体のゲーム数上乗せではなくリスタート+輪廻転生の確率は分からないがスラッシュのゲーム数を乗せる感覚で起きるので2回入れたら万枚意識するレベルなのである。
当時のホールの中でもこのかなりキツい高射幸性に心を奪われ打っていた人間も多いと思うが僕もその1人で結局この台で万枚を出す事は出来なかったが色々重なった時の破壊力はすざましいものを感じる。
またこの台を買い直して配信で打っても良いかなとは少し思うが何も起こらない事の方が多いので配信向きではないんだよなぁ…( ˇωˇ )
と言う事でまた次回の機種まで。
終わり。